林の中の蕎麦屋さん
■「蕎麦処 こなす」さんは、那須高原の林の中に有る蕎麦屋さん。 ファミリーパーク那須高原の奥様に教えて頂いたのが約1年前。 久しぶりにに行って来た。 お蕎麦屋さんを切り盛りするご夫妻は長岡出身で、僕にとって懐かしい新潟弁が聞けるチャンスでもあった。
■3月上旬の那須高原は未だ肌寒い。 標高が高い場所には雪が残っているが、この周辺には無い。 店内は床暖房になっていて、足元が冷える事は無い。 火鉢のあるテーブルは、顔までポカポカになる。
■今回のお勧めは、ファミリーパーク那須高原の奥様に教えて頂いた”油揚げ”。 サクサクの食感と共に、添えられた長ネギの香りが喉から鼻へス~ッと伝わってくる。 油っぽさは一切なく、辛口日本酒のツマミに合いそうなサッパリとした味わいだった。 付けあわせは、山葵の茎。 茎とは言え、噛むと山葵の風味がほどよく滲み出した。
■前回同様、お蕎麦セット(デザート付きで1500円)を注文。 平日金曜日の11時半で、僕ら以外にお客さんはいない。 15分ほどして、お蕎麦がテーブルに。
■ここの蕎麦は、色は薄くて艶々。 雑味の無い、上品な味。 長く噛んでも蕎麦らしい味を強く主張しない。 あっさりとした蕎麦で、腰は”滑らか”。 これが僕らを惹きつけた理由だ。
前回よりも色が薄くなり、艶が増していた。
■天ぷらは衣が薄く、真っ白。 サラッと揚がっているにも関わらず、野菜はホクホクで柔らかい。 ゴボウにはえぐ味が無かった。 かぼちゃは、甘くて滑らかな舌触り。
■那須高原に来た時には必ず行きたいと思っていた蕎麦屋さんで、今回も行って良かった。 ただ、ここへの道は未舗装で凸凹。 家内は自分のスポーツカーで行くのを嫌がる道。 間違いなく接地してしまう。 次回は、それでも行くと言い出した。(笑)
場所等の詳細は、前回の記事へ → 「これは美味い蕎麦だ!」
