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Channel: ポルシェ旅行記
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30kmのバイクツーリングが、700kmに!

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 天気が良いと、つい・・・
 
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雲一つない快晴。 でも、稜線にチョコッと見えるのは、雲?
 
■先日、単車に乗り チョッと高尾山辺りへ行くつもりで出発した。 下調べは皆無。 「近くなら一緒に行く」と言うので、家内もリアシートに乗る。 国道20号線 高尾山入口のT字路を右折し、北方向へ進む。 ケーブルカー乗り場へ向かう道は、平日にも関わらず 天気が良いので大勢の観光客。 正に日本の観光地という状況だ。 途中、単車を停める駐車場を探すが、見当たらない。 そして車両進入禁止で行き止まり。 土産店の裏側に有料駐車場があるが、停める気分にならなかった。 勿論、有料。
 
■国道20号線に戻り、コンビニエンスストアで休憩。 ヘルメットに装着しているインカムの電池とドリンクを購入し、今後の予定を家内と相談。 相模湖辺りまで行く事に。 群衆を好まない僕の意見が優先された。 時刻は正午。 お腹が空いて来たので、美味しそうな蕎麦屋を探しながら進む。 目立った蕎麦屋が無く、相模湖に到着。 更に走り、山梨で葡萄やホウトウを食べようか?と思いつつ、大月に到着。
 
■流石に腹を減らした家内はコンビニでブリトーを購入し、小腹に補充。 「さて、どうしよう?」 「”あの”喫茶店へ行ってみようか?」 二人共に店名を ど忘れして、”あの”に。 携帯電話の電話帳で、”あの”を見つけ電話。 今日は午後5時まで営業している、との事。 4時頃の到着予定を先方に告げ、中央高速道路に乗った。 一般道と違って快調に進む。 燃料ゲージが半分を下まわったので、双葉SAに滑り込む。 自宅を出発してから約100km。 ハイオクガソリンは、186円/L×7.85L。 サービスエリアのガソリン単価は、異常だね。
 
■地形は、”Dale” から”Valley” へ。 天気は上々。 家内と会話しつつ、風景を楽しみながら走る。 気温も単車ツーリングには最適。 でも、山間部を通るルートの日陰は少しヒンヤリする。 諏訪湖を過ぎると、かなり寒いと感じる大気の中を時々走り抜ける。 単車ツーリングは、気温や臭いを敏感に感じ取のだ。 長距離走行は久しぶりなので、改めてこの感覚を味わった。 家内が風圧で首が疲れるというので、トラックの背後をノンビリ走る。 走行速度は大型トラックに合わせ、80~90km/h程度。 1時間半程走り、駒ヶ岳SAで”また”給油。 186円/L×6.42L
 
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駒ヶ岳SA
 
■そもそも単車VMAXは15リッターしか燃料タンクに入らないので、遠乗りには不向き。 高速道路での燃料消費率は14km/L程度だから、約150km毎に給油となる。 給油の出来る高速道サービスエリアの区間距離を考慮すると、約100km走ったら給油。 そうしないと、ガス欠に怯えながらの走行になってしまう。 度々の給油で、中々目的地に到着しない。 燃料タンクはシートの下。 シート前方の一見燃料タンクに見えるのは、エアクリーナー等を囲うカバーなのだ。
 
■午後3時50分、中津川ICで高速道路を降りた。 国道19号線を伊奈方面へ行かねばならないのに、逆方向へ。 途中、道路沿いに”川上屋”の販売店舗を発見。 しかし、これは栗菓子の”恵那川上屋”では無かった。 Uターンして、見覚えのあるファミリーマートの交差点を右折。 ここからは何度か走った事のある道なので迷わない。 しかし、道路工事で迂回させられてしまう。 かなり長い迂回ルートで、車同士ではすれ違い困難な田圃沿いの小道を走る。 このままでは、迷子になり兼ねない。 営業時間に間に合わないと言う不安がよぎる。
 
■ようやく見覚えのある道に。 ここから目的地は目と鼻の先ほど。 午後4時10分、到着。 駐車場は空。 褐色の20フィート海上輸送コンテナが広い駐車場の片隅にデンと鎮座。 最近置いたのか? 中身は車か?客さんは僕らだけだったが、その後、1組。 天気の良さに釣られ遥々350km、ここまで来てしまった。
 
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数日前に噴火した木曽御嶽山が見える。 噴煙を上げているので、直ぐに分かった。
 
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■ここは、カフェ アドレナリン。 クルマ好きの方なら知っているかも。 早速、コースメニューを注文。 お腹が減っていたので、パスタを増量して頂いた。(追加料金は無い) それにしても、ここのメニューはお手頃価格。 コーヒーとデザートも付いたセットが、1500円!
 
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実質、お昼抜きなので、あっと言う間に完食。
 
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そして、デザート。
 
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■カフェ アドレナリンでは写真を撮り、お洒落な写真に加工し額装してくれる。 クルマ好きの方々が愛車で乗り付け、併せて撮影もしてもらって帰るのだ。 以前、ドリゾウ(モーターホーム)も撮影して頂いた。 マスターの水野さんは、そのドリーを覚えていてくれた。 まぁ、滅多に見ない怪物だったので、インパクトが大きかったようだ。
 
折角ここまで来たので、単車VMAXを撮影して頂いた。
 
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■午後5時閉店。 さあ、帰ろう。 東京まで350km。 帰りは、夜間の寒さを考慮し 山間部を避け、東名高速道を選択。 「寒いかも?」と思い、中津川市内のワークマンに寄って防寒着を購入。 店内の試着室を借りてライダースーツの下に着込んだ。 男性モノしかないので、家内も男性用を着用。 一着、580円。
 
■進行方向が夕陽なので、眩しさを避けるため日没まで待つ。 そして中津川ICから名古屋方面へ向け、中央高速道路に乗った。 土岐から東海環状自動車道で豊田へ、そして東名高速道路。 帰りのルートで僕らを追い越して行った単車は3台だけ。 やはり、夜の高速道路は単車が少ない。 休日なら少しは多いかも。
 
■駒ヶ根SAで給油したきりで、高速道に乗る前に入れ忘れていた。 燃料ゲージの目盛が最低レベルになる。 警告灯も点灯。 豊川ICで高速を降りないとガス欠しそうだ。 高速道路を降りて、給油。 175円/L×11.90L。
その後、新東名高速道路を通る。 遠州森町PAでレッドブル。 少し元気になる?気休めか? ここは、秋の虫たちが大合唱。 駿河湾沼津SAで給油。 184円/L×8.99L。 ここは昼間の賑わいが消え、ひっそり。 単車の駐車区画には僕らだけ。
 
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■御殿場からは深夜移動の大型トラック群に混じり、黙々と走る。 昔はトラックの後方を走ると ススで顔が黒くなった。 最近はモクモクと黒鉛を吐くトラックは滅多に見なくなった。 でもトラック群の排ガス臭には閉口だ。
横浜町田ICを出たのは、午前0時過ぎ。 深夜割引の適用時間になっていた。 自宅に到着。 肩はこっていないが、お尻がイタタ。 走行距離 約700km。 僕の単車人生で、1日に走った距離の最長記録になっていた。
 

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