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レッツノートCF-S9、Win7からWin10へ

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 不具合発生も無く、アップグレード成功 
この記事がCF-S9ユーザーのお役に立てたら嬉しいです。

イメージ 1
Win7からWin10へアップグレードしたパナソニック製ノートパソコン CF-S9LYFSDR
元の仕様はWindows7 Professional 64ビット、インテル Core i5-560M vPro プロセッサー、
モバイル インテル QM57 Express チップセット、4GB DDR3 SDRAM、500GB HDD。
写真はアップグレード後の状態で、
パッと見は以前のWin9と区別がつかないが、アイコンデザインが小変更されている。

■そもそも旧式のノートパソコンをアップグレードしようと考えた契機はなにか? それは、あるサイトで「Your browser is outdated」と表示されて閲覧出来なかった事。 見られないのは悔しかった。 決してエッチなサイトではない。(笑) それは国際ニュース通信社ロイターの英語版TVサイト、http://www.reuters.tv/。 こんな事も含め、今後も古いOSやブラウザが原因で持ち歩き用ノートパソコンの制限事項が増えたら困る。 そこでレッツノートCF-S9LYFSDRを Win7からWin10へアップグレードしようと目論んだ。

◇”Win10への無償アップグレード、7月29日まで!”、”無償アップグレードを辞退する” これは、脅しのような表記に感じる。 頻繁に現れるポップアップウインドに辟易していたが、これでオサラバできるかも。 アップグレードしても元のOSに戻せるし、再度のアップグレードは7月29日を過ぎても無償で可能との事。 アップグレードしないと、ツールバーのWin10催促アイコンは永遠に残るらしい。

◇旧式のノートパソコンをWin7からWin8にアップグレードしなかった理由。 それは、アップグレードに要する工数や発生する不具合への対処を差し引いたら、Win8にメリット/アドバンテージは無いと感じていたから。 この時は全くアップグレードには興味が無くてWin8について調べもしなかった。 当然、日本語サイトでの評価は知らない。 英語圏のブログで”Win8は使い難い”とか、”Win8のパソコンをWin7ライク(見た目や操作手法をWin7にするWin8用アドオン)で使っている”とのコメントを読んでいた。 今回の調査で知ったのだが、当該ノートパソコンはWin8でもアップグレード対象外だったそうだ。

■ネットで情報収集した結果、当該ノートパソコンをWin10へアップグレードしても問題なさそうだった。 と言うことで、数日に渡りWin10アップグレードの準備をしてきた。 作業は、内臓HDDファイルを整理したり、外部HDDにファイルを移動したり、Acronis True Imageでシステム全体のバックアップ(3時間)をしたり・・・。 写真のフォルダーやファイル整理は思い出に浸り、遅々として進まない日が続いた。

◇CF-S9アップグレードに関するサイト

◇パナソニックのウェブサイト「Windows 10 アップグレード情報」は次の通り。
「2013年5月以前に発売の下記機種につきましては、アップグレード動作確認の対象外となります。 動作確認情報、およびWindows 10 対応ドライバーなどの提供は行いません。 アップグレードせずにそのままご利用ください。」  2010年発売 CF-S9のアップグレードは本来ダメと言う事になる。

■情報収集で分かったアップグレード時の不具合は、「Intel(R) Dynamic Power Performance Management」と「ホイールパット」の2点。 前者は旧プログラムではWin10と互換が無く事前に削除を要すが、プログラムを更新しないと削除出来ない。 後者はアップグレード後にタッチパッドで縦横スクロールが出来ないが、当該機種以外で使われているデバイスドライバに更新すれば回復する。 両者共にアップグレード前にやればいいと判断して実施したが、後者はアップグレード後に再度実施する必要があった。 これからの方は、不具合対応はアップグレード前1回、後1回で。

◇不具合があるようならWin10にアップグレードしないと決めていた。 気になっていたのは、ユーザーファイルやソフトウェアアプリケーションがそのまま引き継げるか、否か。 特に気にしていたのはPhotoshop。 新バージョンでは機能アップするが、古いのに慣れていると使い難い。 これらについては問題無しとの情報だったが、Win10にアップグレードした結果、やはり問題は無かった。 ゴミ箱の中身も一緒だったのには驚いた。 ユーザーフォルダー内ファイルのタイムスタンプは変わらなかったが、ダウンロードファイル等のシステムが関連するファイルのタイムスタンプはアップグレードした日付になってしまった。 残念なのは辞書ファイルが引き継がれなかった事。 他のアプリケーションの状況は、後述で。

辞書ファイル引き継ぎについての参考サイト

■昨晩、腹を括ってWin10へのアップグレードを開始。 後に不具合が発生しても準備は万端、でも不安。

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果たしてアップグレードに要する時間は?

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この画面まで約30分。この状態で僕は就寝。 深夜のアップグレードは障害無く進んだ。
朝起きたら終了していたので、所要時間は分からない。

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アップグレード完了目前で、この表示。 嬉しいね!

■Win10へのアップグレードが完了すると、デスクトップ上のファイル位置が左寄せに。 ズレたファイル位置を以前使っていた状態に戻している途中で、バックグラウンドでディスプレイドライバが勝手にインストールされ、画面の解像度が変化した。 これにより以前よりも高精細になったが、折角やった移動作業が無駄に。 寝ぼけ眼だったせいか、解像度が低い状態で表示されていた事に気づかなかった。 これからの方は、ディスプレイドライバの自動変更を待ってからに。

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この画面で暫く待ちぼうけ。 クリックしないとログイン画面が出ないとは・・・。
このノートパソコンでは、Win10が立ち上がり使えるまでに約3分も要す。

■アップグレードの完了後、期待していた新たなブラウザMS Edgeを直ぐに起動。 Win7当時のIE11にあった"お気に入り"は、半自動で引き継ぐ事が出来た。 流石に履歴までは引き継いでいなかった。 Edgeで3つ目のタブを開くと、早速フリーズ。 やはり古いパソコンとWin10は相性が悪いのか? スイッチで強制電源オフし、再起動。 セーフモード選択の画面は出ずにWin10が起動した。 立ち上がるまでの時間は短縮されたのか? 時計を見ながら待っていたが、一向にログイン画面が表示されない。 風景と現在時刻が表示されたが、それっきり。 またハングアップか? それにしてはHDDのLEDが正常に動作しているような点滅をしている・・・。 しびれを切らし、画面をクリックするとログイン画面が表示された。 ありゃ! ログインすると、再度デスクトップ上のファイル位置が前回の作業途中の状態に戻されていた。 まったくっ!

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一度シャットダウンして、再起動する。 すると、早くもパッチを当てていた。

■その後、Win7の時にインストールした常用のアプリケーションソフトを一通り試してみたが、問題無く使用できた。 保存されていたアプリの設定は、引き継がれていた。 画像やドキュメントファイルも同じ場所にある。 真っ先にフリーズしたブラウザMS Edgeも、パッチを当てられて改善されたのか?フリーズせずに使用できる。 これで目的を達成したと思った。 が、・・・

■新たなブラウザMS Edgeは、普通に使う上で使い難さは感じない。 しかし、ある機能が無い事に気づいた。 これでは、面倒くさくて僕は使わない。 Win7の時、IE11で出来た事が現状のEdgeでは出来ないのだ。 困った。

この続きは、次の記事で。

◇ここまで、この記事をブラウザMS Edgeで書いてきたが、日本語変換が停止してアルファベットしか入力出来なくなる事、5回! 頻繁に日本語変換”IMEが無効”になった。 対応は、”ウィンドウズキー+X”より、”マンドプロンプト”を選択、”ctfmon.exe”を入力し、実行。 Edgeを使わない理由が増えた。


※外部電源無しでモバイル用パソコンとして使用する場合、Win10にアップグレードすると内臓バッテリーの消費電力が増える(=使用時間が減少)という欠点があるらしい。 これについては、未だ試していないので分からない。

日本語変換”IMEが無効”を解除して有効にするには、ツールバーの×印を左クリックするだけで出来る事が分かった。 何となくやってみたら簡単に出来た。 ”×”から”あ”又は”A”に変わるまで、タイムラグが大きい。

追記:Win10の評価記事を事前によく読んでおけばよかった。

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